自動売買のEAを停止するタイミングについてお伝えします。
EAは365日、24時間動かしっぱなしという人は多いと思いますが、相場が大きく変動すると事前にわかっている場合には、停止した方がいいでしょう。
たとえば、アメリカ大統領選では大きく相場が動くことが予想できます。
そのような場合にEAを動かしていると、運が良ければ儲かるかもしれませんが、上下に大きく動いて往復ビンタを食らって大損する可能性が極めて高いです。
そんなタイミングで自動売買のEAを動かすのはナンセンスです。
この記事を書いているのが2020年10月22日ですが、11月3日にアメリカ大統領選があります。
そのため、私は最低でも1週間前にはEAを停止するつもりです。
また、大統領選が終わってからも、相場が落ち着くまでは、EAを動かすことはありませんし、通常の裁量トレードもやりません。
FXで大事なことは、勝てそうなときだけに絞ってトレードすることであって、どう動くかわからない相場は避けることです。
なので、自動売買をしている方は、大きく相場が動く日の前には、EAを停止した方がいいでしょう。
突発的に相場が大きく動いた場合
大統領選のように、事前に相場が大きく動くことが予想できる場合は対処できます。
しかし、突発的に相場が大きく動いた場合には、どうするべきでしょうか?
たとえば、2020年のコロナショックによって、相場は大きく動きました。
112円まで上昇したチャートが、数日で101円まで下がり、すぐにV字回復して111円まで上がりました。
こんなチャートで通常のEAが稼げるはずないことは明白です。
1.077ドルまで下降したチャートが1.148ドルまで上昇し、すぐに1.063ドルまで下がった後に、今までの相場には見られなかったような上昇を見せています。
このように異常な動きをしている相場において、自動売買は極めて弱いです。
なので、このような異常事態が始まった場合、最初はわからないものですが、異常を感じたときにはEAを停止するといいでしょう。
7月くらいからは相場も落ち着いているように感じますので、今現在はEAを稼働しても問題ないと考えています。
基本的に投資とは短期的に稼ぐものというよりは、長期的に稼ぎ続けるものです。
そのため、危険な相場をあえてやる必要はないと思います。
自動売買のEAは、365日24時間稼働したいものですが、やはりずっと動かしているよりも、相場が大きく動くタイミングでは停止することで、パフォーマンスをよくすることができます。
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