FX市場の閑散相場はトレードを避けた方がいいです。
閑散相場とは、トレードの参加者が少ない時期になります。
もっと正確に言えば、大金でトレードする金融機関や大口投資家が少なくなるタイミングです。
まず、夏枯れ相場と言って、8月は大口が休暇を取ることから、閑散相場になりやすい時期です。
また、12月25日のクリスマス以降~正月休みが終わるまでは、FX市場はかなりの閑散相場になります。
実際に閑散相場での暴落としては、2019年1月3日のフラッシュクラッシュが有名でしょう。↓
上記チャート画像はドル円の4時間足で、2019年1月3日のものです。
この暴落はアップルの業績不振とか、トルコリラの暴落が引き起こしたとか言われますが、相場の参加者が少ない閑散相場だったからこそ、暴落を止めることができずに、これだけ大きく下がったとも言えます。
余談ですが、私はこのとき、もちろんトレードはしていませんでしたが、電車の中でスマホでチャートを見たら暴落していてビックリした記憶があります。
日本のサラリーマンの大半が、お盆休みや正月休みを利用してトレードをしたいと思う気持ちは十分にわかります。
しかし、ここで考えることは、世界中の人が休んでいるタイミングでは金融機関も大口投資家も休んでいるということです。
だからこそ、FX市場の閑散相場ではトレードを避けた方がいいのです。
もちろん、FX市場の閑散相場では自動売買のEAも停止した方がいいでしょう。
休みの日こそトレードを頑張りたいと思う気持ちは多くのトレーダーが持っています。
閑散相場は参加者が少ないからこそ異常な動きをすることが多いため、最悪の事態に備えて、閑散相場ではトレードはしないと決めておいた方がいいです。
投資において大切なことは、勝ちやすい相場だけを選ぶことになります。
特に個人投資家は好きな時間にトレードができるという強みがありますので、負ける可能性が高い相場でのトレードを避け、勝ちやすい相場を選んだ方がいいでしょう。
ここで言う勝ちやすい相場とは、個人トレーダーの得意な時期や時間帯、そして得意な通貨ペアだけを選ぶことです。
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