FXは資産を増やすよりも守ることを先に考える方が大事です。
おそらく多くの人は、FXで資産を大きく増やそうと考えていると思います。
実際、私も資産を大きく増やしたいと思ってFXを始めました。
そして、どんどん資産は大きくなりましたが、たった一度のミスで資産を大きく減らすという経験もしました。
結局、資産を短期間で大きくしようとした場合、どうしてもリスクを背負わなければなりません。
だからこそ、FXでは大きく稼いだ後に破綻する人は多いのです。
FXで資産を増やすことは大事です。
しかし、本当に大事なことは資産を増やすこと以上に守ることになります。
FXにおいて、本当の負けとは損切りをしたことではなく、入金額を下回ることなのです。
相場に対しての思い込みは厳禁
これは私が実際に資産を大きく減らしたときのことですが、この相場はこうなるはずだという思い込みから、損切りが遅れて大損をしています。
ここで学んだことは、相場に対しての思い込みは厳禁ということです。
どんなにテクニカルや世界経済を勉強しても、予想が外れることなど日常茶飯事です。
そのため、いつまでも損切りせずに耐え続けるというのは愚の骨頂になります。
相場に対しての思い込みは、資産を大きく減らしてしまう可能性が高いため、予想が外れた際には潔く損切りすることが大事なのです。
損切りは早ければいいというものではない
上記にて、予想が外れた際には潔く損切りをすることが大事と書きましたが、損切りは早ければいいというものではありません。
確かに、損小利大のトレードができるなら理想的ですが、安易に損小利大のトレードを行うと、高確率で資産を失う方が早くなります。
だからこそ、損切り幅を広くする必要があります。
これは私の場合ですが、状況次第ではすぐに損切りすることもありますが、基本的には100pipsくらいは耐えるようにします。
100pipsというと、かなり大きな値幅を耐えているように感じるかもしれませんが、ロットを小さくしているため、100pips以上を損切りしたところで、失う資産は5%くらいです。
利益が出ているときには基本的に伸ばすため、100pips以上を獲得することが多いため、損切り幅が100pipsあっても実はリスクリワードは悪くありません。
そして、ロットを小さくすることによって、負けても資産を大きく失うことはないことから、安心してトレードすることができます。
FXで負け続けている人の特徴として、高ロットで短期的な値動きを追っていることが多いです。
ですが、ハイレバのスキャルピングは非常に難易度が高いため、私としては推奨できません。
やはり、安定して資産を増やすためには、欲張らずにコツコツと行うことが大事です。
また、ロットを小さくして損切り幅を広くすることで、かなりFXの難易度を下げることができます。
もしもFXで負け続けている人は、一度ロットを小さくして、損切り幅を広くしてトレードをしてください。
おそらく、多くの人が難易度が下がっていることを実感することができるはずです。
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