insync-index-smoothedは買われすぎ・売られすぎからの反転を示してくれるインジケーターです。
RSIなどのオシレーターを使用している方は多いと思いますが、insync-index-smoothedはオシレーターが反転したときにサインが出るインジケーターになります。
逆張りを狙う場合には、天井・天底から狙えれば最適なのは言うまでもありません。
ですが、天井・天底からの逆張りを狙うと失敗することが多いのも事実です。
insync-index-smoothedのインジケーターがどれくらいの精度なのか、ここで検証してみたいと思います。
insync-index-smoothedのロジック
これがinsync-index-smoothedを表示させたチャートです。↓
insync-index-smoothedはサブウィンドウに表示されているオシレーターが、設定されている買われすぎ・売られすぎのゾーンに到達すると矢印が出ます。
そして、買われすぎ・売られすぎのゾーンから抜けたときに○のサインが出ます。
つまり、矢印が出た後に○のサインが出てから逆張りをするという形です。
買われすぎ・売られすぎのゾーンの設定は変更することができ、デフォルトの状態では30を上回ると買われすぎ・-30を下回ると売られすぎになります。↓
なお、Over boughtが買われすぎ・Over soldが売られすぎの設定です。
この数字をもっと厳しめにすれば勝率は上がると思いますが、実際にinsync-index-smoothedを使用した上で調整するといいでしょう。
insync-index-smoothedはあまり精度は良くない
insync-index-smoothedのチャートをもう一度ご覧ください。↓
実はinsync-index-smoothedはあまり精度が高くないことがわかると思います。
結局のところ、オシレーターはあくまでも買われすぎ・売られすぎの目安を知るためのものであり、エントリーするには根拠が薄いのです。
設定を色々と変更することで精度を高めることもできるでしょうが、そこまでして使用するものでもありません。
ただ、これは私も普段からやっていることですが、オシレーターの買われすぎ・売られすぎは利確の目安になります。
しかし、それだとRSIで全然問題ありませんので、insync-index-smoothedの存在意義がなくなってしまいます。
私は何度も逆張りで痛い目にあったことがありますが、やはりオシレーターが買われすぎ・売られすぎを示した程度で逆張りをしてもなかなか上手くいきません。
もちろん、過去チャートを検証してみると、insync-index-smoothedのサインが出た後に大きく反転しているものもありました。
ですが、トータルでは負ける方が多いです。
最初は良いインジケーターではないかと思いましたが、実際に検証してみるとinsync-index-smoothedは微妙としか言えないインジケーターでした。
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