スキャルピングは最強のトレード手法だと個人的に思っています。
理由としては、スキャルピングはロットを大きくしても損失が限定されるため、大負けすることがないからです。
2020年のコロナ相場は非常に荒れていて、一度方向性を間違えるとかなりの損失を抱えることがあります。
FXにおいて資産を全て失った人の大半は、方向性を間違えたときに損切りができなかったからです。
でも、スキャルピングなら最初から3~5pips程度を狙う性質上、逆行してもダメージが少ないうちに損切りができます。
そして、最大の強みは相場がどんなに荒れていても、あまり影響を受けないことです。
これこそが、スキャルピングにとっての最大の強みでしょう。
ここではスキャルピングで、私が過去に1ヶ月で資金を4倍にした方法を公開します。
資金を1ヶ月で4倍にしたスキャルピング手法
この手法は私がまだFXを始めたばかりの初心者の頃にやっていた方法です。
初心者の頃ということもあり、当時の私は資金管理がめちゃくちゃで、かなり大きなロットでトレードをしていました。
そのため、今の私がどんなに頑張っても、必ずリスクを考えるため、当時のように資金を4倍にすることはできません。
ただ、この手法は今でも有効な手法であり、それなりに勝てる手法であることは間違いありません。
短期・中期・長期の移動平均線を使用する
チャートの時間足に関しては5分足を使用し、通貨ペアはドル円を推奨します。
使用するインジケーターは移動平均線3本と、デイリーピボットとウィークリーピボットです。
移動平均線はSMAを使用していましたが、EMAでも問題ありません。
3本の移動平均線を使用し、短期は5、中期は20、長期は100で設定しています。
実際のチャートに移動平均線を出しますが、黄色が短期、水色が中期、白色が長期です。↓
この手法ではピボットを使用していますが、ピボットは現代のトレードにおいて必須となる最強のインジケーターですので、どのようなトレードをするにせよ、必ず使用することを強く推奨します。
ピボットの詳細はこちらの記事をお読みください。↓
ピボットは最強のテクニカル分析
移動平均線を使用したスキャルピング
この3本の移動平均線を基に、短期と中期のゴールデンクロスとデッドクロスだけを狙ってトレードしていきます。
長期の移動平均線は方向性を見るためのものです。
白色の長期の移動平均線は上昇しているため、ここではロングしか狙いません。
一時的に長期の移動平均線が下降しかけたときがありますが、方向性がないときにはエントリーしません。
スキャルピングがどれだけ短期売買だったとしても、必ずトレンドの方向に対してエントリーすることを厳守します。
あとは短期と中期がゴールデンクロスをしたときにロングでトレードします。
利確は5pipsが目標ですが、伸ばせそうなときには10pips以上を狙うこともあります。
伸ばせそうな状況とは、短期と中期と長期の移動平均線がどちらも同一方向を向いているときで、いわゆるパーフェクトオーダーのときです。
ピボットが直近にあるところではエントリーしませんが、ピボットを抜けた場合にエントリーすることはあります。
ピボットは反発することが多いため、利確にも使用します。
損切りは5pipsくらいで、リスクリワードは基本的に1:1ですが、状況次第で1:2以上になります。
これは2020年6月5日のドル円チャートですが、このような結果になりました。↓
※画像をクリックすると拡大できます
もしもずっとチャートを見ていたとしたら、勝ちトレードで35pips獲得、負けトレードでマイナス5pipsで、合計30pipsです。
チャートの後半に大きな上昇がありますが、これは雇用統計で伸びたものです。
重要指標の後で大きく伸びた場合、その先にどうなるかわからないことから、トレードは控えるようにします。
以上がスキャルピングで資金を4倍にした方法の詳細です。
もしかしたらお気づきの方もいるかもしれませんが、実はこれ、全て順張りです。
日本人トレーダーは逆張りが好きな人が多いですが、最も優位性の高いトレードは順張りになります。
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