忙しいサラリーマン向けのスイングトレード

にほんブログ村 為替ブログ FX 専業投資家へ

忙しいサラリーマン向けのスイングトレードをご紹介します。

今でこそ私は専業トレーダーですが、以前は私もサラリーマンをしており、かなり忙しかったのでトレードする時間があまりありませんでした。

よく、忙しいサラリーマンには深夜帯のスキャルピングを推奨している人もいますが、翌日も仕事があると考えると、はっきり言って現実的ではありません。

「睡眠時間を削れ!」とか「本当に稼ぎたいならできるはずだ!」みたいな根性論を言う人は多いですが、サラリーマンの安定収入があってこそのFXですので、そんなに無理してトレードする必要なんてないと私は思います。

では、どのようなトレードをするかというと、それはスイングトレードです。

忙しいサラリーマンこそスイングトレードをする理由

忙しいサラリーマン向けのトレードに関してはスイングトレードだけやればいいと私は考えています。

まず、スイングトレードならば週に1回か2回程度のトレードで済みますし、チャートをずっと見ている必要はありません。

ぶっちゃけ、チャートを見てようが見てなかろうが、結果は何も変わりません。

なので、とりあえず指値と逆指値だけ入れておけば、あとは放置していても問題ないため、忙しいサラリーマンでもできるトレードこそがスイングトレードなのです。

ここで紹介するスイングトレードでは、資金が劇的に増えるということはありませんが、欲張らずに正しいトレードをコツコツと続けることによって、高確率で資金は増えていくでしょう。

それでは、忙しいサラリーマン向けのスイングトレードの手法をご紹介したいと思います。

忙しいサラリーマン向けスイングトレード手法詳細

推奨通貨ペアはドル円かユーロドルです。

絶対にやってはいけない通貨ペアはポンド系とマイナー通貨ペアです。

特に、ポンドは1日で200pipsくらい動く日も少なくないため、非常にハイリスク・ハイリターンになります。

考えてほしいことは、あなたのやりたいことは、投資なのかギャンブルなのかということです。

ギャンブルで一攫千金を狙うという人にはポンドは魅力的でしょうが、投資でコツコツ資金を増やすという考えならば、今後はポンドを扱うことは控えた方がいいでしょう。

さて、忙しいサラリーマン向けのスイングトレードの手法の解説です。

まず、最初に見るべきなのはIMMポジションになります。

IMMポジションに関してはこちらの記事をご覧ください。↓

IMMポジションを見ることによって、投機筋の動向をある程度知ることができます。

ただし、あくまでも長期目線での話ですので、短期的にはIMMポジション通りに動かないことが大半です。

しかし、長期的に見るとIMMポジションはかなり有効ということもわかります。

ドル円で見た場合、IMMポジションは当記事を書いている現在は円買いに偏ってます。↓
IMMポジション

円買いということはドル円の売りということですが、ドル円の4時間足チャートはこのようになっています。↓
ドル円4時間足チャート

上がったり下がったりのレンジ相場に見えますが、どちらかといえば売り目線ではないでしょうか?

そのため、狙うべきはショートです。

また、このチャートでわかることとして、直近では7月と9月に104円あたりから強い反発があります。

ということは、103円を狙うことは現実的ではないため、利確目標は104.5円くらいにした方がいいこともわかります。

あとはエントリーするべきタイミングを待つだけです。

普段のデイトレードでは私は日足・1時間足・15分足を見てエントリーしますが、今回の手法では4時間足だけ見れば問題ありません。

まずは4時間足上にて、明確に上昇が止まり、下がり始めてからショートを入れます。

直近のチャートの場合、このようなところでエントリーします。↓
エントリーポイント

エントリーするだけなら、スマホでできますし、通勤中の電車の中や、トイレの中でもできるでしょう。

注意点としては、明確に下がり始めるまでは決してエントリーしないことです。

上昇中にエントリーするのは逆張りでしかありませんので、明確に下がり始めるまでは待つことが大事です。

あとは104.5円くらいのところに決済指値を入れて、利確するまで放置してください。

損切りに関しては、4時間足上での高値を超えたあたりに逆指値を入れます。↓
損切りポイント

この場合、リスクリワードは1:1くらいですので、リスクリワードを良くしたい場合には損切りポイントを浅くしても構いません。

ただし、損切りポイントを浅くすると勝率が大きく下がりますので、その点だけはご注意ください。

なお、最低でも損切りまでに100pips程度は余裕を持たせるようにした方がいいでしょう。

ロットに関しては、かなり少な目にしてください。

はっきりと言うと、忙しいサラリーマンが片手間で資産を大きく増やすというのは非常に難しいです。

大きなロットでトレードをしていては、一度の負けで資産が大きく減ることもありますし、仕事にも支障があります。

ですが、コツコツと少しずつ増やすということであれば、問題なく増やすことは可能ですし、気にならない程度のロットなら仕事中はトレードのことを忘れることもできます。

私の経験上、気にならないロットというのは証拠金10万円に対して0.01~0.02ロット程度です。

これ以上ロットを増やすと、気になって仕事に身が入らなくなります。

なので、忙しいサラリーマンこそ、必ず低ロットでのトレードを徹底してください。

あとはこれを繰り返すだけです。

もしかしたら、今回の記事の内容はショボいと思われるかもしれませんが、私はサラリーマン時代にこの手法だけでそこそこの利益を出しました。

調子のいい月には、ここで紹介した内容のトレードだけで月の給料に匹敵するくらいの金額を得たときもありました。

なので、決してショボい内容だと馬鹿にせず、実際にやってみてもらいたいと思います。