FXでの初心者向けの通貨ペアはAUD/NZDです。
多くの書籍やサイトなどで、ドル円が初心者向けと書かれています。
たしかに、ドル円は東京時間に限定すれば初心者向けなのかもしれません。
ですが、ドル円はNY時間になると、アメリカの指標や要人発言によって大きく動くことも多く、一方的に動いた後は戻らないことも多いです。
だからといって、ドル円は上級者向けというわけではありませんが、初心者向けと言われると、それは時間帯によると思います。
冒頭にも書きましたが、私が考える初心者向けの通貨ペアはAUD/NZDです。
なぜなら、オーストラリアとニュージーランドは同じオセアニアに位置し、場所が近いせいか、通貨も同じような動きをすることが多いからです。
正確に言うと、豪ドルが動いた後に、NZドルが追いかけるように動くことが多く、AUD/NZDの通貨ペアは乖離が少ないという特徴があります。
乖離が少ないということはボラティリティが小さいということであり、また、逆行しても戻ってくることが多いというのもAUD/NZDの特徴の一つになります。
もちろん、大きく動くこともありますので、逆行した場合に「どうせ戻ってくるから」と言って損切りしないのは論外です。
しかし、AUD/NZDは逆張りをするには最適の通貨ペアだと思っています。
AUD/NZDの初心者向けトレード手法
ここで紹介するAUD/NZDの手法は初心者の方でも行えるシンプルなトレード手法です。
まず、時間足は1時間足以上にしてください。
ここで紹介する手法は反転後の順張りを狙うため、短期足はダマシが多くて危険です。
使うインジケーターはRSIだけです。
RSIの設定は期間14にしてください。
あとは、RSIの30及び70を抜けた後、再び戻ってきて中央部分に戻ったところでエントリーします。
わかりにくいかもしれないので、実際のチャートをご覧ください。↓
赤色の〇で囲っている部分がエントリーポイントです。
全てのエントリーポイントで勝てているわけではありませんが、勝率とリスクリワードはかなり良いと思います。
ちなみに、この手法は以前に記事として書いています。↓
RSIが最強のオシレーターと考える理由
ただ、最適な通貨ペアは何だろうと考えたとき、AUD/NZDがいいのではないかと思い、今回の記事にしました。
利確に関してはRSIの50あたりで行うのが安全ですが、伸ばしたい場合には30及び70タッチを目標にするといいでしょう。
トレード回数が少ない手法ですが、勝率は悪くないと思います。
よく、FXは難しいことをしなければ勝てないと思ている方が多いですが、シンプルな初心者向けの手法でも全然勝つことができます。
ただし、FXで何年も勝ち続けることは非常に困難ですので、勉強は続けていくことを推奨します。
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