ボリンジャーバンドを使った逆張り手法をご紹介します。
この方法は非常にシンプルかつ簡単で、それなりに勝率が高い手法です。
ただし、勝率が高いとは言っても100%ではありませんので、大きく含み損を抱えた際には必ず損切りをしてください。
ボリンジャーバンドの3σを使用する
ボリンジャーバンドの3σを使用してトレードをします。
ボリンジャーバンドはデフォルトだと2σです。
ここでは3σを使用しますので、まずは設定方法から紹介します。
ボリンジャーバンドのインジケーターはMT4に最初から入っていますが、実は2種類あります。
インジケーターのトレンドに入っている「Bollinger Bands」とカスタムに入っている「Bands」です。
どちらも同じものですが、「Bands」の場合は中央の移動平均線を消すことができます。
ここでは「Bollinger Bands」で解説していきます。
まず、「Bollinger Bands」の設定から、偏差を3にしてください。↓
設定はこれだけです。
デフォルトの状態が2σで、上記の設定で3σを使用することができます。
ボリンジャーバンドの3σの反転確率は99.74%と言われています。
しかし、実際には反転確率は90%くらいだと思いますが、それでも確率は高いです。
ボリンジャーバンドの逆張り手法に適した通貨ペアと時間帯
通貨ペアに関してはドル円がいいでしょう。
ドル円で行う理由は、ドル円は他の通貨ペアと比べるとトレンドができにくく、大半がレンジだからです。
基本的に、トレンドは順張り、レンジは逆張りが有効です。
そのため、逆張り手法ではドル円が向いているといえます。
ただし、ドル円は雇用統計やFOMCで大きく動くことがあり、その際にはボリンジャーバンドの逆張りは通用しません。
また、アメリカ大統領の発言によっても大きく動くことがあります。
そのため、このボリンジャーバンドの逆張り手法は、東京時間と欧州時間には適していますが、NY時間は避けた方がいいでしょう。
ボリンジャーバンド3σの逆張り手法
ボリンジャーバンドの3σを使った逆張り手法は非常に簡単です。
ボリンジャーバンドにローソク足が当たって、反発したところを逆張りするだけです。↓
このチャートだけなら、かなり勝率が高いことがわかると思います。
ただし、上記にも書いた通り、トレンドが付いた場合にはボリンジャーバンドは通用しなくなりますので、その際には損切りが必要です。
利確目標に関しては、勝率を重視するなら中央の移動平均線、値幅を大きく取るなら反対側のボリンジャーバンドにタッチするまででいいでしょう。
よくあることですが、ボリンジャーバンドで反転した後に、すぐに戻ってくることがあります。
その場合には建値撤退をすることを推奨します。
BolliToucherのアラーム機能を使う
BolliToucherという便利なインジケーターがあります。
BolliToucherとは、ボリンジャーバンドにタッチしたときにサインとアラームが通知されるインジケーターです。↓
※見にくいと思いますが、ボリンジャーバンドにタッチした場所に小さな印が付いています。
このBolliToucherを入れておけば、ずっとチャートを見ていなくても音でわかります。
こちらの記事にBolliToucherの詳細とダウンロードリンクがあります。↓
BolliToucher(ボリタッチャー)をトレードに活かす方法
なお、ここではボリンジャーバンドの逆張り手法について解説していますが、ボリンジャーバンドは単なる逆張りインジケーターではなく、順張りにも使うことができます。
上記リンク先ではボリンジャーバンドの順張り手法についても書いています。
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