Price BorderとMACDを組み合わせた高勝率トレードをご紹介します。
Price Borderとはチャートの上下にバンドが表示されるインジケーターで、このバンドを超えたところが買われすぎ・売られすぎの状態です。
そのため、チャートがPrice Borderのバンドを超えたところは逆張りゾーンになります。
これがPrice Borderのインジケーターを入れたチャートです。↓
上記はドル円の5分足ですが、Price Borderを超えたところでエントリーをした場合、このチャート上では全勝になっています。
ただし、上記チャートではPrice Borderをそれなりに大きく超えているところもあり、もしかしたら負けていた可能性もあります。
そのため、結果的には全勝になっているものの、安易に逆張りをするのは非常に危険です。
また、Price Borderはリペイントするため、安易に逆張りをするとトレンドに巻き込まれて大きな損失を被ることもあるでしょう。
このことから、Price Borderは単体で使用すると微妙なインジケーターになるかもしれません。
ですが、Price Borderはオシレーターと組み合わせることによって、かなり良いインジケーターになります。
Price BorderとMACDを組み合わせる
オシレーターはご自身が使い慣れているものを使用していただければ問題ありませんが、ここではMACDを使用していきます。
こちらがPrice BorderとMACDを組み合わせたチャートです。↓
上記チャートのMACDはヒストグラムからラインに変更しているため、通常のMACDとは違うように見えるかもしれません。
ですが、機能そのものはMACDと全く同じです。
MACDのカスタマイズに関しては、こちらのブログに詳細が書かれています。↓
メタトレーダー(MT4)のMACD表示を2ラインに変更する手順を解説
さて、Price BorderとMACDを組み合わせたトレードです。
ルールはシンプルで、チャートがPrice Borderを超えているときに、MACDがゴールデンクロスかデッドクロスをしたらエントリーをします。
MACDに関してはゼロラインを超えているところの方が望ましいです。
この条件が重なるところは3ヵ所ありましたので、黄色の縦ラインをチャートに引きました。↓
最初のエントリーポイントに関しては、MACDがゼロラインギリギリのところでしたが、若干超えているため問題ないでしょう。
利確に関してはPrice Borderのミドルラインでの決済が無難です。
大きく獲得したい場合は、Price Borderの反対側を超えるまで持ち続けても問題ありません。
ただし、大きくpipsを獲得する場合には勝率は下がりますので、その点はご理解ください。
このように、微妙と思えるインジケーターだとしても、他のインジケーターと組み合わせることによって、かなり良い成績を叩き出すことも可能です。
最後に、過去チャートでの検証ですのでリアルタイムチャートとは違う部分もありますが、直近3日間のドル円チャートでならPrice BorderとMACDの組み合わせは全勝です。
上記チャートはクリックすると拡大できますので、実際にチャートを見てご確認ください。
ドル円は良くも悪くもレンジが続く傾向にあるため、Price Borderが向いている通貨ペアになります。
Price Borderは無料でダウンロードすることができます。
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