デマーカーとTD-REIをTDシーケンシャルと組み合わせることで、トレードの精度を上げることができます。
TDシーケンシャルに関してはこちらの記事をご覧ください。↓
TDシーケンシャルで驚異の勝率を叩き出す
デマーカーとTD-REIも、TDシーケンシャルと同様にトム・デマークが開発したインジケーターです。
この3つのインジケーターを組み合わせることによって、トレードの精度を上げていきたいと思います。
デマーカーとTD-REIとTDシーケンシャルの組み合わせ
デマーカーとTD-REIはオシレーターとして使用するもので、基本的な使い方はRSIなどをほとんど同じです。
デマーカーは0.7が買われすぎ・0.3が売られすぎとなり、TD-REIは60が買われすぎ・-60が売られすぎとなります。
ただ、買われすぎ・売られすぎからの逆張りだけをしていてはトレードでは勝てません。
実際、オシレーターが買われすぎだから・・・という理由で逆張りをして大きな損失を出したことは誰にでもあると思います。
そのため、オシレーターはあくまでもトレードの補助となるべきであり、最終的な売買を決めるのはチャートです。
チャートにはTDシーケンシャルを入れていますが、デマーカーとTD-REIが買われすぎ・売られすぎの状態になっていて、なおかつTDシーケンシャルに9か13の数字が出たときにトレードを考えます。↓
なお、エントリーをする際にはオシレーターも反転したことを確認してからエントリーすることを推奨します。
上記チャートはTDシーケンシャル・デマーカー・TD-REIを入れていますが、3つのインジケーターの条件が合致したときのトレードはかなり精度が高いことがわかるのではないでしょうか?
TDシーケンシャルは非常に精度が高いインジケーターですが、それでも9と13が出たという理由だけでエントリーをすると負けることも多いです。
ですので、TDシーケンシャルのエントリーを制限するために、デマーカーとTD-REIを使用し、トレードの精度を高めます。
ちなみに、以下はポンド円の15分足チャートですが、直近でTDシーケンシャルの9が出ていて、TD-REIも売られすぎになっているものの、デマーカーはまだ売られすぎになっていないところを赤枠で囲みました。↓
上記の場合、TD-REIは売られすぎになっているものの、まだ反転する兆しがないことや、デマーカーはまだ売られすぎに向けて下げていることから、エントリーを見送った方が良いポイントです。
どんなに精度が高いインジケーターでも普通に負ける
3つのデマークのインジケーターの条件が合致していたときでも、負けるときは普通に負けます。
これも誰もが経験していることでしょうが、「ここは絶対に勝てるはずだ!」と思って普段より多くのロットを投入し、さらに逆行しても耐え続けて大損することがあります。
よく、チャンスのときは大きなロットでトレードしましょうと言っている人がいますが、本当にそこがチャンスかどうかなんて誰にもわかりません。
そのため、常に安全なロットでトレードをすることを厳守して、ご自身が決めた損失額に達したら必ず損切りをしてください。
当然ながら、戻ってくる可能性もありますが、いつか戻るだろうという安易な考えで大損してしまうことは多々あります。
優秀なインジケーターを使用していた場合でも、負けるときは普通に負けるので、あまり過信しすぎない方が賢明です。
最後に、デマーカーはMT4のオシレーターに最初から搭載されているDeMarkerで、TD-REIは色々なものがありますので探してみてください。
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