FXのリアルタイムオーダーを活用する方法をご紹介します。
リアルタイムオーダーとは、インターバンクにて、どの価格帯に注文が入っているかの情報を公開しているものです。
このリアルタイムオーダーは、様々なFX会社が無料で提供していますし、国内口座を開設していなくてもTRADER’S WEBというサイトが公開しています。
ただし、TRADER’S WEBの場合は早朝6時のドル円とユーロドルの情報しか公開されておらず、それ以外の情報は有料会員にならないと見ることができません。
そのため、無料でリアルタイムオーダーを見たい場合には対応している国内口座を開設するといいでしょう。
ちなみに、私の場合はDMM FXのリアルタイムオーダーを見ています。
リアルタイムオーダーの活用方法
リアルタイムオーダーの活用方法としては、基本的には買いや売りが入っているところで反発した際の逆張りになります。
ただし、リアルタイムオーダーを一般のトレーダーが見ることができることを大口投機筋も知っていますので、その価格帯を狩られることがあります。
そのため、リアルタイムオーダーが絶対に効果的かと言うと、効果があるときもあれば、効果がないときもあるということです。
こんなことを言うと、「リアルタイムオーダーなんて使えねー」と思われるかもしれませんが、この情報を上手に活用して稼いでいる人は少数ながら存在します。
リアルタイムオーダーを使ってFXで稼いでいる人の手法
これは2019年に、私がFXの某オフ会に参加したときのことです。
私の隣の席に座っていた人の職業は医者で、元々収入が高い人でしたが、さらにFXでも月に200万円を稼いでいると言っていました。
そのため、どんな手法を使っているのか尋ねたところ、彼は「俺はチャートなんて見てないよ」と言ったのです。
チャートを見ずにFXで勝つという意味不明なことを言い始めたため、もしよかったら教えてもらえませんかとお願いしたところ、彼は快く教えてくれました。
その人曰く、「リアルタイムオーダーの買いや売りが入っているところに指値を入れているだけ」とのことです。
付け加えると、注文が小さめのところや、割り込むとストップロスのところには指値を入れず、買い(売り)・断続的に買い(売り)・買い(売り)厚めの注文が入っている価格に小さなロットで指値を入れるとのことでした。
一応、彼は元々資金力があったため、その資金に対しての小ロットであり、一般人からすると大きなロットかもしれません。
証拠金に対してのロットを小さくしていることから、損切りまでの幅は広めに取るということで、利確に関しては聞いていません。
ただし、2019年はあまり値動きが激しくなかったため、この手法が通用したのかもしれませんが、2020年は値動きがかなり激しいため、今年は勝っているかどうかは不明です。
この話を聞いたときにはさすがに驚きましたが、こんなシンプルな手法でも勝っている人が存在するというのは事実です。
ここで紹介した方法は今の相場で勝てるかどうかはわかりませんが、気になる方はデモ口座で何度か検証してみて、検証結果次第では実践してもいいのではないかと思います。
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