書籍を読んでFXの勉強をするとアホになります。
いきなり過激なタイトルで始まりましたが、FXの書籍を全く読んでないよりは、1冊でも読んだ方がFXの知識が深まります。
でも、何十冊、何百冊とFXの書籍を読み続けると、書籍に書いてあったことが全てだと思い込み、応用力がなくなり、結果的にFXで勝てなくなるのです。
こんなことを言うと、「お前はどれだけの書籍を読んだんだ!」と言われそうですが、これくらいの量の書籍は読んでいます。↓
そうです。私はアホになりかけてましたw
FXの書籍には何が書かれているの?
世の中には様々なFXの書籍があり、中には1冊5000円以上もするような高額な書籍も多いです。
しかし、どの書籍を読んでも共通していることは、内容のほぼ全てがテクニカル分析や損小利大についてのものばかりで、それ以外のことはほとんど書かれていません。
そして、そのテクニカル分析の内容もネットで検索すればすぐにわかるものばかり。
でもって、「チャートがこうなったら買って、ここまで逆行したら損切りしてください」のような素人のような内容。
ようは、立派なハードカバーの高額な書籍に見せかけて、書いていることはパチンコ攻略法の雑誌レベルなのです。
書籍の内容を信じてボロ負けする人達
話は変わりますが、勤勉な日本人は大半が書籍を読んでトレードの勉強をしているのに、どうして負けている人の方が多いのでしょうか?
それはおそらく勤勉すぎるからです。
以前勤めていた会社の同僚に、書籍を大量に読んで勉強したのにFXで勝てなくて、これは絶対に勝つことはできないと思ってFXを辞めたという人がいました。
でも、考えてみてください。書籍の通りにトレードして負け続けるのなら、逆のことをやったら常勝トレーダーですよ。
結局、10年以上も前に出版された書籍を信じ込んで、その通りにトレードをして勝てるのなら、誰でも億トレーダーになれます。
書籍に書いてあるテクニカル分析に沿ってトレードをして、損小利大に従って細かく損切りをしていたら、それは負けて当然です。
書籍に書いていることの大半は机上の空論でしかありません。
その作者が常勝トレーダーでもない限り、信用できる内容とは程遠いでしょう。
なので、私も書籍を何冊も読みましたが、書籍を読みすぎて机上の空論を信じる人はアホになるのです。
為替レートの値動きはテクニカル分析だけで予測するのは不可能
当たり前のことですが、為替レートは各国の金融政策や要人発言、新型コロナウイルスのような世界的な脅威の影響によって大きく変動します。
こんなことは誰でも知っていることであり、別に特別な知識でもなんでもありません。
ですが、FXの書籍を大量に読んで勉強しすぎると、為替レートはテクニカル分析で動いていると錯覚してしまい、結果として書籍の通りにやっているのに勝てないという状況になります。
そんな奴はいない!と思いたいところですが、Twitterなどを見てください。
「相場はテクニカルで動いている!だから俺はテクニカルしか信じない!」と言っている人がかなり多いですよね。
ちなみに、経済に詳しい知人にテクニカルトレーダーの話をしてみましたが、「そいつら馬鹿じゃねーの」と一蹴されましたw
余談ですが、最近YouTubeで経済の専門家がテクニカル分析をかなり馬鹿にしていましたが、テクニカル信者って違う業界から見るとかなり異質な存在なのです。
でもって、このテクニカル信者って大抵が書籍を信じ切っています。
テクニカル分析は使えない?
では、テクニカル分析は使えないかというと、そんなことはありません。
私もテクニカルのインジケーターをいくつかMT4に入れてます。
しかし、テクニカル分析はチャートの値動きを予測するために使用するものですが、あくまでも予測であって絶対ではありません。
そのため、テクニカル分析を妄信することはなく、あくまでもトレードの補助として使用しているに過ぎません。
私の場合、デイ~スイングのトレードがメインであり、けっこう長くポジションを持つことが多いのですが、一番信用しているのは相場の大局の流れです。
週足と日足の流れを見た上で、方向性を見極めて、その方向だけにエントリーをするようにしています。
その際にテクニカル分析は参考にしてはいますが、あまり信じ切ることはありません。
ただ、とあるテクニカルのインジケーターに関してだけはかなり信用しています。
このチャートに表示されているラインは、とあるインジケーターによって表示されていますが、かなり意識されていることがわかると思います。
これは常勝トレーダーならほとんどの人が使用しているものですが、いずれこのインジケーターのことをブログで紹介するつもりです。
上記のインジケーター以外は、トレードの際の補助という程度の考えですが、それでもこのくらいの成績を出すことができます。↓
2019年の8月に作成した口座の詳細レポートですが、書籍の内容に頼らなくてもFXで勝つことができるという証拠です。
この記事で言いたかったことは、書籍の知識はあくまでも参考程度にした方がいいということです。
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